GUIDE 09
足長を正規化して3D形状を比べると、何が分かるのか
ShoeFitが将来目指すのは、足の大きさそのものではなく形状の同質性を先に比較し、似た足の人が実際に評価した靴を候補にすることです。
位置・向き・長さをそろえる
3D点群は撮影位置の違いを含むため、そのまま距離を測れません。かかとから最長趾までの軸をそろえ、床面を基準に姿勢を合わせ、足長が1になるよう等方的に縮尺を正規化します。これにより、25cmと28cmの足でも相対的な幅や甲の形を比較できます。
一つの距離だけに依存しない
表面同士の距離、断面幅、甲高、踵幅などを組み合わせます。スキャン欠損やノイズがあるため、外れ値に弱い単純な平均だけでなく、対応点の品質や再撮影時のばらつきを評価する必要があります。近いという順位に根拠は持てても、医学的な同一性を断定するものではありません。
靴サイズは実績から復元する
形状の近い人が履いたサイズをそのままコピーせず、その人の足長と靴サイズの差を観測します。長さ・幅がともにちょうどよい評価を強くし、利用者本人の足長へ差分を戻します。幅を逃がすためのサイズアップは、幅優先の補助候補として分けます。